変な人の格好はやっぱり変

ここいらじゃだめだ今度はずっと奥の方まで移動してやろうそう考えながら川沿いを若干ハヤシで移動します。
すると今度は私の背後をついてくる足音がします。
なんだお前も移動するのと言いながらまた後ろを振り返りましたすると今度は確かに人がいましたですがそれは友人ではありません。
歳の頃は十五六でしょうか少年が一人私のすぐ後ろを歩いてきます私が思わず歩くのをやめると向こうも止まって私の顔を無言で見つめ返してきましたなんだか変わった服着てるなというのが私の第一印象でした下半身はズボンに近いものを履いているのですが上半身は裾の短い着物を着ています。
腰には地味ではあるが立派なナイフというより担当のようなものをぶら下げています私は彼を見ても全然驚きませんでした