男性の婚活事情

小さい頃、私はいつか大人になったら好きな人が何となくできて、何となく結婚するものだと思っていました。中学校に入ってから、私は女の子を異性として認識し始め、付き合いたいなどの欲求が出てきましたが、残念ながら中学では恋人はできませんでした。
高校生になってからある程度は、女子と仲良くなるコツが分かり出してきて、何人かの女の子と付き合った事がありましたが、それ以上の将来を誓い合う関係にはなれませんでした。高校を卒業する時には新しい彼女も出来て、将来この子と結婚するんだろうなと考えていましたが、社会人になると学生時代がとんでもなく甘かった事に気付き、彼女と出かけたり遊んだりする余裕や時間もなく、段々と疎遠になってしまい、そのまま自然消滅してしまいました。
数年間は仕事に没頭して、お金を稼いでいましたが、両親や友達に
「アンタ、結婚しないの?」
「家庭を持つのはいいぞ~」
と、何度も言われたので、流石にしつこいと思い、友達に頼んで合コンをセッティングしてもらいました。合コンの内容は4対4の余りなしの遺恨が残らない数で始まりましたが、ある1人の男性が私の仕事事情を遠回しにチクチク言い出したので、女性陣は私に対して段々、素っ気ない対応になってきました。女性陣も一癖も二癖もある連中で、私は正直合コンを甘く見ていました。合コンは仁義なき男と女の戦いの場だと学び、そこからあまり合コンには行かなくなりました。
それからまた数年が経ち、両親から、
「結婚相談所に一回でも行ってみれば?」
と言われ、最初は断りましたが、最初の料金を支払うという条件で結婚相談所に行きました。
早速、結婚相談所で登録してもらい、数ヶ月が経ち、一人の女性と顔合わせをしました。年齢は私より一つか二つ上の人で、OLの仕事をしている人でした。色々話を聞きましたが、一番驚いたのが、私が彼女に貯金をしているかと質問したら、
「私は貯金ないですけど、旦那になる人の貯金を出来れば共有財産にしたいです。」
正直、心の中で、
「何言ってんだこの人?もしかして女の人って皆こんな考えなのか?」
と思い、その人とはそれっきりになりました。
今はマッチングアプリを利用してそれなりに楽しんでます。
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