一流の凄みを感じました

私な映画が好きで、よく観るんです。特に、派手なハリウッド映画は頻繁に観ていました。
トム・クルーズが出ている作品も、これまで多く観てきました。
トム・クルーズといえば、俳優としてだけではなく、人間的にもとても穏やかで、明るくて、日本にくる度に多くの笑顔を振り撒いていきました。
そのトム・クルーズが、スタッフに激怒したと言うんです。私にはその話が信じられませんでした。
多くのハリウッドスターのなかでも、スタッフを大切にすることで有名な人なのに、そんなことするはずがないと思ったのです。
ですが、そこにはちゃんと理由があったのです。
人気シリーズ「ミッション・インポッシブル」の第7弾を撮影中。スタッフのなかに、感染対策を怠っていた人がいたんです。
ソーシャルディスタンスの距離を守らない2名のスタッフを見つけたトム・クルーズは、かなり激怒して、声を荒げました。
それは、自分達を信じて映画を作っているスタッフのためでした。
1つの作品で、何千人という人の仕事がダメになってしまうのだということを、トム・クルーズは誰よりも知っていたのです。ハリウッド映画の華やかさの陰では、こうしたスターの努力があったということを初めて知りました。
これまで以上に、トム・クルーズという俳優のことが好きになりました。