宅配食を続けるために、1日の食事を3回から2回に減らしてみたら

高齢で車を運転出来なくなると、買い物が億劫になった。
近所に住む高齢仲間に食事はどうしているのか聞いてみると、「宅配をしてもらっている」と言うので、「宅配は便利だよね」と答えたが、食事の宅配ってなんだ!?
世間で70代は高齢者だと思われているが、ネットが普及しだした20年前は現役で働いており、仕事でパソコンは使っていたため、ネットでやわらか宅配食の食事について調べてみた。
食事の宅配は弁当や惣菜を家に届けてくれるサービスらしいが、このようなサービスは昔からあった。
昔と違うのは冷凍技術が進み、惣菜のバラエティが増えたこと。
どんなメニューがあるのか調べてみると、私の好きなものもあれば、体に良さそうなものもある。
お試しなら、老後生活を送っている私でも購入出来るのだが、お試しをしてしまうと、しつこい勧誘に遭いそうで利用を躊躇った。
買い物が億劫になると、栄養が偏りがちになり体重は減ってしまった。
息子達が帰省すると、「父ちゃん、メシを食っている?」
私、「ちゃんと食べているよ」
息子たちが帰り暫くすると、宅配の弁当が届くようになった。
息子、「お試しだから、お金のことは心配するな」
届いた以上は今さらキャンセルは出来ないため、届いた宅配の惣菜を食べてみると、想像を遥かに超える美味だった。
暫くすると
息子、「どうする、宅配は続ける?」
私、「どうしよう?」
息子、「1ヶ月の食費は幾ら?」
私、「3万円」
息子、「宅配は1食500円、1日2食なら1000円、30日食べても予算で収まる、どうする?」
3万円なら1ヶ月の食費で収まるが、息子は1日2食で計算しているため、宅配を続けることになった私は1食抜くようにした、すると、すこぶる体調が良くなった。
歳を取ると運動量が減るため、若い時と同じ1日3食は食べ過ぎなのだ。